Morning Quartz
記事 · サイズ直し 2026-03-20

指輪のサイズ直し、知っておきたい基本と注意点

上
上田 凛
アトリエ主宰
2026-03-20
作業台でリングを仕上げる職人の手

指輪のサイズが合わなくなったとき、サイズ直しができるかどうかは指輪の素材と構造によって変わります。どこに持ち込んでも断られた、という経験がある方もいるかもしれません。サイズ直しの基本的な仕組みと、注意が必要なケースを説明します。

サイズ直しの基本的な方法

指輪のサイズを大きくする場合は、シャンク(指に触れる部分)を切って地金を足し、溶接して整えます。小さくする場合は、シャンクの一部を切り取って繋ぎ直します。どちらも溶接の跡が残らないよう、丁寧に磨いて仕上げます。

Morning Quartzでは、サイズ直しの前に指輪の状態を確認します。シャンクの厚みが薄すぎる場合や、石留めの構造上リスクがある場合は、その旨をお伝えしてから作業に入ります。

サイズ直しが難しいケース

エタニティリング(石が一周並んでいるリング)は、石の並びを崩さずにサイズを変えることが難しく、対応できない場合があります。また、シャンクに模様や彫刻がある場合、溶接部分の模様を完全に再現するのが難しいことがあります。

素材によっても制約があります。チタンやステンレスは通常の溶接が難しく、サイズ直しに対応できないことがほとんどです。プラチナ、ゴールド、シルバーは対応しやすい素材です。

他の工房で作った指輪の持ち込みについて

Morning Quartzでは、他の工房で作った指輪のサイズ直しも、状態確認のうえで対応しています。持ち込みの際は、指輪の素材と、わかれば購入時の情報をお知らせください。

費用は状態と作業内容によって変わります。まずお持ちいただき、確認してからお見積もりをお伝えします。断られ続けた指輪でも、対応できる場合があります。

サイズ直しは、指輪を長く使い続けるための手段の一つです。諦める前に、一度ご相談ください。

#サイズ直し#指輪修理#ジュエリーケア

関連記事

すべてのお知らせ

静かな光を、手のなかに。