ラブラドライトの特徴と日常のお手入れ方法
ラブラドライトは、光の角度によって青や緑、金色の光が石の内側から現れる石です。この光の現象はラブラドレッセンスと呼ばれ、石の内部の層が光を干渉させることで生まれます。美しい反面、扱い方を知らないと表面が傷つきやすい石でもあります。
ラブラドレッセンスの仕組み
ラブラドライトの内側には、薄い層が何枚も重なっています。光がこの層に当たると、反射と干渉が起きて特定の色だけが目に見えます。これがラブラドレッセンスです。石を傾けると色が変わるのは、光の入射角が変わるためです。
カナダのラブラドル半島が主な産地で、フィンランドやマダガスカルでも採れます。産地によって出る色の傾向が違い、カナダ産は青から緑、フィンランド産はオレンジや赤が出ることもあります。Morning Quartzで使用しているのはカナダ産が中心です。
傷つきやすさと保管の注意点
ラブラドライトの硬度はモース硬度で6から6.5程度です。日常的に使うリングやブレスレットに使う場合、他の宝石や金属と一緒に保管すると表面に傷がつくことがあります。保管は個別の布袋か、仕切りのあるジュエリーボックスをお勧めします。
また、急激な温度変化や強い衝撃は石の内部にひびが入る原因になることがあります。温泉や岩盤浴など、高温になる場所では外しておくほうが安心です。
日常のお手入れ方法
普段のお手入れは、柔らかい布で軽く拭く程度で十分です。汚れが気になる場合は、ぬるま湯に少量の中性洗剤を溶かし、柔らかいブラシで優しく洗ってください。洗ったあとはよく乾かしてから保管します。
超音波洗浄機は、ラブラドライトには使わないでください。振動が石の内部の層にダメージを与える可能性があります。年に一度程度、アトリエで石の状態を確認することをお勧めしています。
ラブラドライトは、使い続けるほど石との付き合い方がわかってくる石です。光の出方が気に入った石を選んで、長く使ってください。